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電気量30Aでブレーカーが落ちる基準と対策

ミス・失敗談
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どうも、ミエです。

私は夫と二人で賃貸マンションに住んでいます。電気は30Aで契約。実は入居してすぐブレーカーが落ちてしまったことがあって、それ以来同時に電化製品を複数使用するときは注意していました。

気をつけていたものの、数年ぶりにブレーカーを落としてしまう事態に。

本記事では、どれくらいの使用でブレーカーが落ちるのか、基準や対策を実体験でお伝えします。

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ブレーカーが落ちた時の電力使用状況

ブレーカー 30A 落ちたときの状況

ブレーカーが落ちたのは2019年2月8日(冬)のこと。

その時利用していた家電はこちら。

エアコン
電子レンジ
トースター
ドライヤー

稼働した電化製品順にお伝えします。

(1)まずエアコン(暖房)を付けます。
(2)基本的にはパン食なので、常温のままパンを食べる場合と、トースターで焼く場合があります。ブレーカーが落ちたときはもちろん焼いているとき。
(3)電子レンジで牛乳を温めます。
(4)夫は朝シャワーをするので、その後ドライヤーを使います。

最後のドライヤーのところでブレーカーが飛びました。

いつもは夫がドライヤーを使うより前に、電子レンジで飲み物を温めています。基本的に冬の我が家で(1)(2)(4)は同時に行われています。

そこに(3)が加わるだけでブレーカーが飛んでしまってびっくりしました。「4つ同時なだけで飛んじゃうの?」と久しぶりのブレーカー落ちに衝撃的。微々たる電力で言えば、テレビと空気清浄機、冷蔵庫の電力、Wi-Fiルーターなどはコンセントにささっていて稼働していました。あと、部屋の明かりも電気です。

強力な熱を使う電化製品は気をつけないといけないですね。

電気量30Aでどこまでの電化製品が使えるのか

ブレーカー 30A どこまでの家電が使えるのか

日本の家庭での電圧は通常100Vです。

V(ボルト)=電気を押し出す力
A(アンペア)=電気の流れる量
W(ワット)=電力

30A×100V=3000Wまでの電気が使えるということです。

我が家のドライヤー:1200W
我が家の電子レンジ飲み物温め:600W前後
我が家のトースター:1200W
我が家のエアコン(リビング):900W

全て合計すると3900Wです。

ミエ
ミエ

3000Wまでの電気しか使えないのに3900W使おうとしたら、ブレーカー飛ぶよね。

ドライヤーなしでも2700Wって意外とギリギリでした。2700Wに他のコンセントささってる家電で微力の電気を使っています。我が家のトースター1200Wというワット数にも少し驚き。

家電を買うときに電気量を気にしたことがないので、購入のひとつの目安にするといいかもしれません。

ブレーカーを落ちないようにする対策(まとめ)

ブレーカー 30A 落とさない対策 まとめ

ブレーカーを落とさないようにする対策をまとめました。

  • 同時に電化製品を使わないようにする
  • ワット数の少ない電化製品にする
  • 電気量30Aから電気量40Aに変更する

我が家の場合、ここ数年はブレーカーが落ちてなかったので「電気量40Aに変更する」という選択肢はなし。無難なところで、「同時に電化製品を使わないようにする」を心がけます。

電化製品の買い替えの時期がきているなら、ワット数の少ない家電に切り替えるのもひとつの手になりますね。

おまけ:電化製品は50ヘルツか?60ヘルツか?

電化製品には「50Hz」か「60Hz」、その両方である「50/60Hz」と表示されています。「50/60Hz」と表示されていれば全国どこでも使用可能。しかし「50Hz」か「60Hz」単独表示のものは、使用地域が限られています。

家庭用の電気は、交流といって電気の流れる方向が1秒間に何十回も変化しています
。この流れの変わる回数を周波数(Hz:ヘルツ)といいます。日本は静岡県の富士川と新潟県の糸魚川あたりを境にして、東側は50ヘルツ、西側は60ヘルツの電気が送られています。

中部電力/電気のマメ知識・地域と周波数

筆者の住んでいる愛知県名古屋市は「60Hz」の地域になります。

もし、「60Hz」の地域に住んでいて「50Hz」の地域に引っ越しする場合、注意が必要です。その逆も然り。「50/60Hz」と両方で対応している家電がほとんどですが、稀にどちらかしか対応していないものがあります。

転勤族のようなご家庭はヘルツ表示も気にして購入する方がよさそうです。ヘルツの違う家電を使用してしまうと、その器具を傷めてしまったり、火災の原因になる可能性もあります。