どうも、ミエです。
我が家では通年、加湿空気清浄機を稼働しています。乾燥する冬場のみ加湿機能を使って、普段は空気清浄機を利用している状態。
加湿機能をオンにして使用していると、1ヶ月もすると加湿フィルターが黄色く変色してきます。また、静電気のせいでホコリもいつもより増して後ろのパネルに溜まりやすくなるので注意が必要です。
本記事では、加湿空気清浄機で必要な掃除の方法をお伝えします。
我が家の加湿空気清浄機はSHARP(シャープ)のKC-D70
シャープのプラズマクラスターを使っています。2014年秋から使用している空気清浄機です。
メーカー:SHARP(シャープ)
形名:KC-D70
年式:2013年製
高濃度プラズマクラスター7000
一般的に、空気清浄機の買い替え目安は10年です。家電はなるべく長く最後まで使いたいものです。そのためには、定期的な掃除が必要です。
空気清浄機の加湿フィルターをきれいに保つ掃除方法
加湿フィルターは掃除をしないと臭いが顕著に出てきます。水道水のミネラル成分が臭いの原因となるので、こまめに水洗いが必要です。
使用状況によっては水洗いだけでいいのかもしれませんが、 我が家では通年、1ヶ月に一度つけ置き洗いをしています。
加湿フィルターをクエン酸でつけ置き洗い/1ヶ月に1回
メーカーの取扱説明書には
水あかが取れにくい、ニオイがする →台所用合成洗剤(粉末)または重そうでつけ置き洗い(約30分〜60分)
白い固まりが取れにくい →クエン酸でつけ置き洗い(約2時間)
と書いてあります。
うちの加湿フィルターはだいたい中央部分が黄色っぽくなります。なので、約2時間クエン酸を溶かした水につけ置きします。1リットルあたり約6グラム(大さじ1/3杯)がメーカー推奨です。
つけ置きした後はしっかりクエン酸を洗い流します。
うちの場合は洗面所で約6リットルの水に約30グラム(大さじ2杯)を溶かしていれました。
中央部分の黄色く汚れていた部分がスッキリ落ちました。加湿機能のオフシーズンは月1回やらなくても大丈夫ですが、冬シーズンは月1回必ずやっています。
掃除を怠ると3年で加湿フィルター買い替える羽目に
メーカーでは加湿フィルターは約10年に1回の交換を推奨しています。
ところが、購入してしばらく加湿フィルターの掃除を怠った上、 1ヶ月に一度よりほど遠い頻度で洗っていました。すると、いくらつけ置き洗いしても水垢の黄色い汚れも臭いも全く取れませんでした。
10年使えるんでしょ!と思って加湿フィルターを使っていましたが、 その異臭に耐えられず買い替えを余儀無くされました。これは空気清浄機を買って3年が過ぎた頃の話です。
きちんと掃除していればもっと長持ちしたでしょう。
空気清浄機の集じんフィルターの掃除
メーカーでは集じんフィルターは約10年に1回の交換を推奨しています。メーカーの取扱説明書には推奨掃除頻度は書いてありません。
掃除機で軽く表面のホコリを吸い取ります。水洗いは絶対にしてはいけません。掃除するのはタグのある面だけでいいと、取説に書いてあります。
また、新聞紙を下に敷いて掃除すると周りが汚れないと書いてありますが、 周りが汚れても掃除機でそこも吸い取ればいいと思ってしまうので、 私は新聞紙は敷いていません。
この写真では汚れの違いはわかりにくいですね。でもこれ、結構汚れているんです。
購入してからしばらく掃除していなかった時期のたたりでしょうか。もう掃除機で吸っても吸ってもダメなんです。
きちんと掃除していなかったせいで、買い替え時が早まってしまいます。
脱臭フィルターの掃除
メーカーでは脱臭フィルターは約10年に1回の交換を推奨しています。メーカーの取扱説明書には推奨掃除頻度は書いてありません。
体感的にはそんなに掃除頑張らなくていいのかなという印象。
集じんフィルターと同様、掃除機で軽く表面のホコリを吸い取ります。水洗いは絶対にしてはいけません。 天日干しも絶対にしてはいけないと書いてありますが、どなたか天日干しをされた方がいての記載なのでしょうか。
こちらは両面掃除機で吸って大丈夫です。
うーん、写真じゃあまりわからないかも(苦笑)
私は年に4〜6回くらい掃除しています。 集じんフィルターを掃除するときに一緒にやっています。
タンクの掃除
タンクの掃除はそんなに気にしなくていいと思います。
加湿用の水を捨てるときに、水道水を少しいれてシャカシャカ振り洗いをすれば、 だいたい汚れも臭いも気になりません。
後ろパネルの掃除
これは、掃除機で部屋を掃除するついでにいつもササっと吸い取っています。冬場はホコリがつきやすいので注意が必要です。
メーカーの取説には、汚れがひどいときはつけ置き10分を推奨しています。台所用合成洗剤を溶かした液でつけ置き荒いし、洗剤が残らないように歯ブラシで十分に洗い流すといいです。洗った後は、陰干しして終了。
実はこの後ろパネルのつけ置きはやったことがなかったので、空気清浄機使用5年目にして初めてつけ置きしてみました。
いろいろ気付くのが遅かった。
しかも、つけ置きしなくてもいいんじゃない?と思ってしまったので、台所用合成洗剤を歯ブラシにつけてシャカシャカ磨いて、よく水洗いをしました。
汚れがスッキリ落ちました。つけ置きしなくても大丈夫そうでした。
今回はエアコンの温風があるので、新聞紙を敷いて室内に立てかけて乾かしました。
陰干しする手間を考えると、やっても年に数回程度でしょうか。 最低でも年1回はやるようにしたいと思います。
加湿フィルターのトレーの掃除
一番これが厄介でした。
加湿フィルターのトレーは、加湿機能を使っているときはずっと水に浸かっている状態です。水垢の透明のヌルヌルしたものや、赤い色が付着してしまいます。
これについては、重曹を溶かした水につけて掃除します。角ばったところや細かい隙間は綿棒や、場合によっては爪楊枝でつつきます。
メーカーの取説には
水あかが取れにくい、ニオイがする →台所用合成洗剤(粉末)または重そうでつけ置き洗い(約30分〜60分)
とあります。
なので、重曹につけ置き洗いをしました。下記画像はトレーにだけ水が入っている状態ですが、トレー全体ヒタヒタに浸かるまで水を入れます。
重曹は水1リットルに対して約60グラム(大さじ4杯)がメーカー推奨。
これかなりの量。もう、ドババババーっと重曹を入れたよ。
加湿フィルターのときは6リットル水を使ったので、今回も同じくらいとすると360グラム(大さじ24杯)です。大さじで24杯も入れてられないので、目分量でだいたいの量の投入にしました。几帳面な方はぜひ計量して入れてみてください。
待つこと30分。
スッキリ汚れが落ちました。
こびり付く汚れのときには水ではなくお湯に重曹を入れて掃除してみるといいかもしれません。
私が今までに交換した空気清浄機の消耗品
- 加湿フィルター(交換目安10年に1回)
- イオンカートリッジ(交換目安1年に1回)
「イオンカートリッジ」 交換目安が1年に1回と書いてあるのに、全く気にしていなかったので交換したのは2018年3月のこと。空気清浄機を使用し始めて3年以上経過していました。
イオンカートリッジによってヌメリと臭いの原因を抑える効果があります。
イオンカートリッジが付いているタンクキャップも時々掃除が必要です。加湿フィルターを掃除するときに、キャップの赤っぽい水垢を綿棒で擦り取るといいですよ。
臭い空気清浄機はもうごめんです。なるべく使用限度を守るのが吉ですね。
2013年製加湿空気清浄機(KC-D70-W)の交換目安
我が家で使用している2013年製加湿空気清浄機(KC-D70-W)のフィルターやカートリッジの交換目安を紹介します。メーカーや型番によって交換するものが異なるので、きちんと品番・型番をチェックして交換購入しましょう。
交換目安はこちら。
集じんフィルターの交換目安:10年
脱臭フィルターの交換目安:10年
加湿フィルターの交換目安:10年
型番・形式はこちら。
私が交換したイオンカートリッジFZ-AG01K1はこちら。
私が交換した加湿フィルターFZ-Y80MFはこちら。
フィルターお手入れランプを長押し
さいごに、加湿フィルターのお手入れをしたら「フィルターお手入れランプ」を長押しすることを忘れずに。3秒以上長押ししてリセットしておかないと、掃除してもランプは自動に消えてくれません。
まとめ
定期的な掃除が空気清浄機を長く使うコツです。私は掃除を怠ったが故に、通常よりも早く加湿フィルターを買い替えました。掃除を習慣化すると、そんなに苦にはなりません。
機種によってお手入れ方法のマニュアルは異なりますが、だいたい目安にする掃除方法は同じです。定期的に掃除することで空気清浄機の機能を保ちつつ、長く愛用しましょう。